尿路結石について

尿路結石とは?

尿路結石症とは腎臓から尿道までの尿路に結石が生じる疾患です。結石のある場所や大きさによって症状が異なります。結石が腎臓にある場合は無症状のことが多く、血尿の症状で発見されることもあります。尿管結石は発作的に背中から横腹、下腹にかけて非常に激しい痛みが一般的です。膀胱に近い部位にある尿管結石の場合は頻尿や膀胱刺激症状があらわれることがあります。

尿路結石の原因は?

尿路の通過障害、感染、食事、水分摂取、内分泌・代謝異常、他の疾患など様々な要因があり、その中でも食事や水分摂取と大きく関連していると考えられています。
結石患者の肥満率は高く、肥満の他、糖尿病や高血圧といった個々の生活習慣病や、こうしたリスクの重積が尿路結石症と関連していることは多くの疫学研究で示されており、尿路結石症はメタボリックシンドロームの一疾患と捉えることができます。
また、発汗による細胞外液の減少に伴い抗利尿ホルモンの分泌がなされ、尿が濃縮されること、尿量が減少すること等により、外気温が上がる夏季に多く結石発作が起こります。

検査・治療

尿路結石が疑われる場合、尿検査で血尿や菌について調べ、レントゲンやエコーを使って結石の位置や大きさを診断します。
結石の大きさが10mm以下の場合は自然排出が期待されるため経過観察することがほとんどです。結石が大きい場合や小さくても1ヶ月を超えて自然に排石されない場合、薬剤で疼痛管理ができない症例においては体外衝撃波結石破砕術(ESWL)などの外科的治療が必要となります。膀胱に結石がある場合には、膀胱鏡(内視鏡)による摘出も可能です。
当院では1cm以内の膀胱結石の膀胱鏡(内視鏡)による日帰り手術を行っております。詳しくは こちら

予防

尿路結石が1度できると何度も再発することがあるため、予防していくことが重要です。尿路結石の再発予防の基本は①水分の多量摂取、②肥満の防止、③食生活の改善です。シュウ酸を多く含む食品(ほうれん草やナッツ類など)はカルシウムと一緒に摂取するなど摂取方法を工夫する、プリン体を多く含む食品やアルコール飲料を大量に摂取しない、塩分の過剰摂取に気をつけるなどの食事療法も有効です。

相生23クリニックでは女性の泌尿器科の病気についてもご相談をお受けしております。ご自分で判断せず、ご自分の状態を把握し、自身にあった治療を選択していくことが大切です。お気軽にご相談ください。